平成11年1月号 介護保険法が来年四月から施行されます
平成11年(1999年)、明けましておめでとうございます。
来年四月から、高輪化社会を迎えて全く新しい保険制度が生まれます。
私たちの老後の一番不安なもとになる、高輪になってからの介護を皆で支える仕紺みであり、今の老人福祉法など老人保健制度を見直し、介護が必要となった人が自分に適したサービスを選んで、自立した暮らしを送ることができるようにするものてす。
これはケアマネージャーとも一言われています。
介護保険がきちんと行なわれる上で重要な役割を果たす人達です。
この資格を得るための試騒が、昨年九月から答都道府県で行なわれました。
全国では試験を受けた人が二十三万人もありました。合格した方の最高年齢は八十七才、静岡県の方です。
耳も自も達者で「同年代の気持ちを埋解できるケアマネージヤーを目指したい」と一言っており、頼もしい限りです。
最近、しっかりした体力、能力を持った高輪者を〃老人力〃などと一言っていますが、その見本のような方ですね。
六十五才以上の方を第一号被保険者と言いますが、年金額が十八万以上の人は年金から天引きされることになり、約二干五百円です。
四干才以上六干五才末満の医療保険に入っている方は第二号扱保険者と言われていますが、加入している医擦保険と所得などによって差があり、それぞれの医療保険料と共に納めます。
・これはあくまで保険ですから当然、保険料を納めることになります。
ところが収入が姿定しない高輪者からどれだけきちんと集められるか、更に介護を受けるとその費用の一割を負担しなければなりません。
・介護を受けたいと希望しても、医師その他何人かで構成している審査会が認めないと、この保険は適用されません。
・介穫を要する人がどの程度の介護が必要かの介護度の認定について、審査会では、要支援と五段階の要介護に分けます。これがどこまで適切で公平な判断がされるか、気になるところです。
・介護を必要とする高輪者は、固時にいくつかの病気を待っているのが普通です。この場合介護保険と今までの医療保険との関係がどのようになるのか、はっきりしていません。
この様な点について、施行まであと一年数ケ月の間に、より具体的になってくることを期待しています。
次真にこの制度のあらましについての図表をお示してありまiiす。ご参考までに。